メドピアの成長性

仕事終わって明日は嫁とのデートで忙しいので時間がありません(⋈◍>◡<◍)。✧♡

だから簡単にまとめておきます。ですので用語とかはわからないものが含まれていたら自分で調べてください笑。メドピアの今日の決算について。

 

今自分の主力3銘柄は医学生物学研究所・メドピア・日本KFCです。

この中で、長期的に自信がある銘柄は医学生物学研究所=メドピア>日本KFCですが、今回の決算だけでいえば、日本KFC>>医学生物学研究所≧メドピアくらい、メドピアは自信がありませんでした。

昨日決算発表前にも株クラの仲良くさせていただいている方とも話していたのですが、懸念もあったからです。



<今回の決算から見えるメドピアの良さ>

以前も記事に書いたように、私はメドピアには医療ビジネスを変革したm3とは違い、「医療の世界を変えてくれる」という期待をもって投資しています。その期待を込めているため若干のバイアスもあるかもしれませんのでご容赦ください。あくまでも私見であります。

あと、動画での決算説明も見たうえで書いています。

 

・ドクタープラットフォームに死角はない

メドピアの主力であるドクタープラットフォーム(いわゆる製薬会社営業関連)はこれからも力強い伸びを見せることは、医者であれば異論はありません。よくm3と比較されたり、「m3には勝てないでしょ?」と言われる方がいらっしゃいますが、基本的に競合することはなく、どちらかというと両方が拡大していくとお考え下さい。独占したりすることをビジネスの世界では評価されますが、科学・医学の世界での独占はネガティブな印象も受け、「本当にバイアスがかかっていないのか?」「一方的にm3と製薬会社だけの意見に耳を傾けるのはいかがなものか?」という意見が必ず出てくるものであります。m3のIRと話したときも「先生もお感じのように、このドクタープラットフォームを独占的にやることはかえってこの業界にとって良くない。もしそれが良いと思っているなら、とっくにケアネットもメドピアも買収しているのでは?」というニュアンスの発言をしていましたが、その言葉の通りだと思います。

ドクターから考えると、もっと細かな話になると思いますが、割愛。いずれにせよm3だけあるいはメドピアやケアネットだけが拡大していくものではないのがこのドクタープラットフォームです。MRの縮小・時代の流れ・m3がもたらしたドクタープラットフォームの効率性を考えると、製薬会社各社がこのドクタープラットフォームに対するお金をどんどん増やすことは間違いなく(というかこれは本当に肌で感じます。毎年毎年重要性が増しています。)、『集合知』にも関係する薬剤師との連携・薬剤掲示板の情報量が豊富なメドピアで広告を出すことに興味を示す製薬会社が減ることは極めて考えにくいです。

したがって、m3もですが、この分野が縮小していくことは現時点では現場の医師として極めて考えにくいです。少なくとも数年は。ちなみにこのドクタープラットフォームの製薬会社との契約は年単位といった長期のものも多いらしい。あと前よりメドピアでもらえるポイントが増えてるのをかんじていますが、見れる情報量が増えたということだと思います。

なお、メドピアの転職やスポットアルバイトのページはまだまだ使いにくそうな印象を受けるので、ポジティブに考えればまだまだ伸びがある、ネガティブに考えれば伸びるのは少し先・・・と思います。

また、メドピアチャンネルはまだまだ模索している段階なので大きくぶれることはないように思います。企画は面白いけど売り上げにつながるかは?ということもまだあります。社長が週1とはいえまだ現場にいることは大きい気がしますが、どうなるかはまだまだ未知数。懐疑的な目もあれば、期待もあるでしょう。個人的には大きく儲かる分野でもないし、コケるようなものでもない気はしますが果たして・・・。

したがって来年の売上予測は妥当かと。m3のドクタープラットフォーム事業の伸び方をみても、この数字に意外性もなく、むしろ妥当。

 

・first callをはじめとしたヘルスケアソリューションの伸びがしっかりしている

私が今回の決算発表で最も安心した題材がここでした。first callを含めた第2の事業がしっかり伸びていることは評価していいと思います。3Qがここで伸びていなかったのが極めて気になりましたが、今回の発表でその懸念は払しょくされたので良かったと思います。

産業保健や予防事業というものに焦点を当ててメドピアは広げていますが、これは個人的にはとても良いと思ってみています。こういったメドピアやm3を使って情報収集している層には、フリーの医者や非常勤の先生(たまにアルバイトしている産休中・育休中のママドクターや休んでいる先生たち)がいるはずで、そういう先生たちは専門的な知識が乏しいかもしれませんが、気軽に相談できる良き先生になれるポテンシャルもあるわけです。しかも家でも相談に乗れるわけです。その先生方をうまく利用できるという点でも利用者・ドクター・メドピアの3者ともにwin-win-winであると思っています。知らんけどね笑。的外れだったら許してください石見先生!( ;∀;)

よって来年の予想も突拍子もないものではなく、十分達成可能でしょう。

 

・日医工と組んだのはかなり評価が高い

今回の決算に関係は直接ありませんが、私としてはメドピアのやりたいことを突き進んでやっているなあ~と思ったのがこのkakariを通じて日医工と組んだことです。

正直ビジネスとしての儲けはちょっと不透明でどこまで今後大きくなるのか想像がつかないのですが、ドクターとコメディカル(メディカルスタッフ=医師以外の医療従事者)を結びたい、それで患者さんにもドクターにも貢献したいというのが石見社長の目標であると思っています。医者をやっていて、薬剤師さんとの連携というのが本当にないのが現状で、その才能といいますか、その知識をうまく連携できてないなあと感じることが多々ありますので、残念だといつも思っています。だからこそ、ヤクメドの発想は素晴らしいと思っていましたが、新しいkakariというアプリを通じて日医工というジェネリックの会社と組むのは非常に理にかなっていると思います。

これには、「ジェネリック医薬品の処方決定権は薬剤師にある」という背景があることも関与しています。皆さんご存知のように処方箋を書くのは医者ですが、処方箋の薬剤名を見て、実際にどのジェネリック薬品にするかの裁量権は薬剤師にもあります。もちろん医者が指定することもできますが、そこまでやる先生は珍しいと思います。(患者さんからせがまれてわざわざ書くことはありますが)

したがって、薬剤師事業に力を入れていくことを考えたときに、このようなモデルにしたことは評価して良いと思います。日医工としても数多のジェネリック医薬品から自分たちの薬剤を利用しやすくしてもらえる上に、このメドピアのサービスを使いたいという薬局がどんどん増えれば、情報も集まりやすくなりますし、結果的に日医工にとってもメドピアにとっても患者さんにとっても非常に有益なことにつながると思います。

ビジネスのことを優先に考えている印象のm3に対して、こういった現場の声を反映させようとしているメドピアのような企業を応援したくなるのは、医者としての期待からかもしれません。もちろんm3が医療に貢献していないとは全く思いませんし、あくまで個人的意見だけど。

したがって、来年あるいはそれ以降にこのビジネスは主軸になってきてもおかしくはありません。ジェネリック医薬品の広告がメドピア内にもでてきたりするのかな・・・。

 

その他にも大きくありますが、この3つを考えたときに、来年の事業計画に無理はありませんし、数字的に問題はないかと思います。眠くなってきたからはしょります。



<今のメドピアの問題点>

今回決算をまたいだのは13000株くらいですが、ピーク時はその倍近く持っていたりしました。今回も決算前に今のポジションを大きく増やすという選択肢もありました。しかしそれを私はしませんでした。それが以下の懸念からです。

 

・3Qの数字が良くなかった

多くの方が感じられたように、3Qの数字は良くありませんでした。ドクタープラットフォームが減速することはあり得ないのでそれは気にしていませんでしたが、第2の柱が思ったよりうまくいっていないという懸念はありました。結果的に4Qを見れば素晴らしかったですが、あくまで結果論。

 

・機関の空売りが異常に多かった

これは本当に良くわからなかった・・・。なんでここまで自信をもって売れるのかがわからなかったのです。もちろん明日の株価はどかんと下がるかもしれないので何とも言えませんが、正直成長性が間違いないと確認できた今、どうやってこれを処分するんだろうか?と思います。とはいえ、機関もバカではありません、何か重要な情報を握っているのではないかとかなり悩まされました。空売りがなかったらもっと買って持ち越していたかも。まあここら辺の知識はあまりないし、以前JIAでやられたことがあるので、気にかかっていました・・・。クソ・・・GSめ。

 

・良くわからない開発費が突然出現したりする可能性はないか?

思ってもいないような新しい壮大なビジネスを考えていて、それの開発費などが大きく発生したり、そのための増資などがあるのではないか?という懸念はもありました。こればっかりはわかりません・・・。

 

・決算前のIRのタイミングが怖かった

これは本当に・・・惑わされました笑。

 

・社員数の大幅な伸び

ここのところ社員数を増やしたということから、人件費が飛躍的に増えたりしていないか・・・という懸念もありました。それも念頭に入れての通期予想だったようですが・・・。

 

 

まあ懸念は今のようなところでした。いずれもだいたい払しょくされたかなと思います。まあドクタープラットフォームだけで今後も相当な伸びがあると思いますが、第2の柱が成長続けていること、その次の事業についても期待が持てること。そして、まだ医師会員数が伸び余地があることや、時価総額が250億であること、引き続き500億を目指してかつ東証一部にも言及したことなどからも、しばらくは買い目線で行こうかと思っています。少なくとも減らすことはないかな・・・。わからんけど。

 

とはいえ、数年後に今の株価から倍になっていることは間違いないと思います。株価上下はするでしょうが・・・。私はちょこちょこ売買するのは本当に性に合っていないと最近痛感させられましたので、現物握り続けて気絶しようかな。

したがって、10倍になることはだいぶ先だと思いますが、この業界への変革の期待をもって投資は継続します。

石見先生頑張ってくださいね!応援してます!

 

 

PS. 日本KFCはこんなもんで終わらないでしょ・・・。ケンタッキー行けばわかるよ・・・。もっと買えばよかった( ;∀;)

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