６つあるっていったのに5つしか話してなくない？と思った方もいたかもしれません。実はこれが６つ目に思い出したことだったので、少し分けることにしました。
結構深刻な話になっちゃうので。
⑥ベトナムの幼女売買
さて、エロい話をした後は、真剣に考えるべき人身売買の話です。ちょっと怖い話。エロが関係しているのですが、世界放浪しているとマジかよｗｗｗっていう話を聞く機会もあります。スケベ心で聞く話ではないのでご容赦ください・・・。すっげえ真面目な話。
現在でも世界中で人身売買が問題となっているのは日本人にはなじみのない話かもしれません。現在でもカンボジアなどアジア諸国やアフリカなどでも表には出ないような人身売買があるようです。もちろん日本でもあるような国際的な報告はありますが、まあ表舞台には出てこないですよね。しかし世界放浪しているときに、この話を聞いてしまった私は非常にショックでしたし、驚きました。自分もまだ18歳で、この話に出てくる少女とそんなに年齢が離れていなったのもあるでしょうが・・・。
私が世界を放浪していた2002年ごろというのは今とは世界情勢も大きく異なります。なので今はどうかわかりませんが、
ベトナムは5ドルで幼女を買春できる
といわれていました。そしてこれは事実だったんです。
この話、なぜ聞いたことがあったかというと、実はエロいネタとして知っていたわけではなくて、イスラエルで出会ったアメリカ人男性ジャーナリストの方でこういう人身売買の取材をしたことがある方から聞いたお話です。相当気持ち悪く、身の毛がよだつような話です。
ベトナムはもちろん今でこそかなり発展してきていると思いますが、ベトナム戦争の後も続く内部混乱がようやく落ち着いて数年という時期にこの話の元になる少女がいました。8歳のころって言ったかな、この女の子は、お金がない母親に売られてしまい、とある中国系富豪の元に売られたそうです。
このとき、ジャーナリストの彼曰く、「メイドのような形で売られていくことを家族は想像していたのであり、決して奴隷のようなことは思っていなかったのだと思う」とのことでしたが・・・。もちろん性奴隷として育てられたそう。
んで、主人に対しての性奴隷だけではなく、世界中から幼女を抱けると聞いた外国人によって搾取されていたとからしく、主に日本人・中国人によって1回5ドルというような価格で売春させられていたらしいです。マジで気持ち悪すぎる・・・。
実際このジャーナリストは、どうしてこの取材をしていたのかは忘れてしまいましたが、こういった性奴隷の子たちの取材をする目的で潜入？していたらしいです。もちろん実際に買春するわけではないですが、幼女を抱きたいと連絡し、紹介されたのがこの子だったらしい。この少女に出会った時彼女は10歳。出会った少女は生気を失ったような目をしているにもかかわらず、主人がタバコを加えた瞬間にポケットからライターを取り出しすぐに火をつけるようにまで教育されていたらしい・・・。小学生にホステスのようなことまでさせていて、しかもライターをもった腕には多数のあざがあったそうで、このジャーナリストはこのやり取りを見たときにぶん殴りたくなったのを必死で抑えて取材を続けたといっていました。
結局彼女と2人きりになり、実態を聞いてみると、
・怖いから話したくない
・とりあえず5ドル欲しい、口だけなら2ドル
・怖いからうちには帰れない
とだけ話してくれ、完全に洗脳されていたらしい・・・。そういや言葉はどうしてたんだろうか？彼はベトナム語ができたのかな？そこまで聞くのを忘れてしまった・・・。
何もしないから大丈夫ということを言っても、そのことがどういうことかよく理解されず、あまり取材としては意味をなさなかったようですが、お金だけ私何もしなかったことに対して笑うこともせず、不思議そうな顔をしていたのが印象的だったと語っていました。結局性奴隷として働かせていたことや虐待として人権を無視したような行為が行われていたことを告発して、その少女や他の女の子たちはNGO？だか人権団体？忘れましたがそういう団体に引き取ってもらえたらしいです。
しかし彼曰く、そのあとの心のケア・親がいないことへのケア・社会復帰の難しさなどが付きまとい、本当に苦しい世界らしいです。その安らぎを宗教に求め、宗教のことを調べているうちに宗教専門のジャーナリストになったのでイスラエルに来た・・・という話の流れだったのですが、聞いていて恐ろしい話で実際にそれを目の当たりにしてきた方に話が聞けて良かったなあと思いました。
実際、今私の娘がその少女が売られた年齢かと思うと本当に恐ろしい・・・。
エロの話をするときには必ず思い出してしまう恐ろしい話です。児童買春はマジで理解できん。
おしまい。
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