つづきです。
⑤設立しようとしたけど自分の環境について考えてみた
私が投資の会社なんて不安定な収益になりそうな会社を、それでも作ってもいいかなと思ってくるようになりました。「リスクを考えるよりまずは第一歩踏み出す勇気!」と思ってとりあえず作ってみるか・・・作っていいのかな?と考え、ある知り合いの税理士さんにプライベートカンパニーを作ることに対して相談をしてみました。私の他の方との違う特殊な環境について伺ってみたかったからです。これに関してはかなり個人的な話になってしまうのでここではオープンにできないのですが、まあ簡単に言うと医者として跡取りなのだが会社は設立してデメリットはないか?という話についてです。
この時に、私の置かれている環境を考えても、思っていたようなデメリットがないと確認できたため、会社を作ることにしました。
これに関しては私自身の特殊な事情が関係していますが、一般的にはサラリーマンの方が自分の勤めている会社にばれないか?というようなことに似ているかもしれません。その点については会社設立にご興味ある方はしっかり調べられた方がよいように思います。
⑥さて、どうやって会社なんてつくるんじゃ・・・
freeeのサイトをはじめ、本当にいろいろなサイトで会社の作り方などかかれていますし、会社設立を自動で?できることをうたっているサイトなども乱立されているような印象です。もちろんそれらサイトを使いながら設立することも考えたのですが、結局なんか手間はかかるし、もともとの医師としての忙しい毎日もあるわけでは、「これは税理士さんとか司法書士さんに頼んだほうがよさそうだな・・・」と思って設立に協力してくださる税理士の先生・司法書士さんを探すことにしました。
なぜ知り合いの税理士さんに頼まなかったのかというと、単純に自分でそれくらい探してみようかな・・・という何となくの考えでした。結果的にこれは大正解だったのですが・・・。
⑦よくわからないので税理士さんを探す
んで税理士さんを探すことにしました。探したときに考えたのは、
・費用が安いことをうたったり、いかがわしい人に頼みたくない→騙されそう・・・
・家から近い先生にお願いしたい→連携がとりやすいと思ったから
・柔軟に対応してくれること→お一人でやられているような先生のほうがよさそう?
こんなことを条件として考えながら良さそうな先生を選び、税理士ドットコムを通じて問い合わせてみました。
どうしてこの税理士ドットコムだったかというと、確かに名前の通り登録されている税理士さんも多いようでしたし、無料で利用できたり、幅広い税理士さんと比較できたりすることが良かったからだと思います。特に意識した覚えはありませんが、自然と「この税理士さんいいかも。」と思った方に問い合わせられたのがこのサイトだったように記憶しています。
最終的に近くにお住いの税理士さん(正確にはその方は公認会計士さんでした)に相談してみたところ、とてもその方が良い方で、しかもベンチャー企業のお知り合いなども多い先生であったこともあり意気投合し、そのままお願いしてしまったのが実情です。運命的な出会いでした(*’ω’*)
しかもその先生は、「実は私も、健康のことを相談できる医者を探してました!」ということを言われ、あれよあれよと話が進み、現在その会計士さんの主治医を私はしています。まさにwin-winです!いつでも気軽に相談しあえるパートナーなのでとても満足しています。この先生のことを私は本当に信頼していて、私はとても運が良かったとつくづく思っています。皆様も、もし税理士の先生など探される場合は気が合うかなどしっかり見極めたほうがよいと思います。今では飲み仲間になりました( ´艸`)
また、妻の親戚にコンサルタントがおり、その親戚も独立していたことから、その人にも結構相談させてもらいました。今でも相談させてもらっています。こういう風に考えると、様々な方に支えていただいていることを実感して感謝です・・・。
⑧司法書士さんにお願いし、会社を設立!
その会計士さんからご紹介いただいた司法書士さんにお会いし、定款を作成することも含めてお願いし、会社を設立!つまり登記をしていただく手順を進めました。必要だったものは以下の通り。
・出資者になる人の各人の印鑑証明(私の場合は私と妻)
・出資金(資本金を振り込んだ銀行口座のコピーを提出しました)
・法人の印鑑
・司法書士さんにお願いするための費用(登記費用などすべて込みで10万程度)
だったと思います。お金の記録はもちろんすべて残してありますが、細かな手順などは妻にお願いしたこともありよく覚えていませんすみません・・・。代表者の印鑑や会社の印鑑なども同時にお願いすることは基本的には司法書士事務所にお願いできるはずが、印鑑はyahooのハンコヤストアで買いました。特に選んだ理由はない・・・w
楽天やAMAZONなどでも簡単に見つけられますし、たくさん種類があるのでご覧になってみてください。のちにこの印鑑代は経費として処理してあります。
定款については詳しい話はほかの書籍やサイトに譲りますが、基本的には幅広く持たせるようにしたいと希望を伝え、それに合うような定款を作りました。例えば「不動産の売買・管理」はもちろんのこと、「物販」「書籍出版」「講演会などの開催」とかもできるように、そんなんほんまにやるんかいということも定款に乗せてあります。制限があるようには思えませんでしたが、無責任なこと言いたくないので司法書士さんや税理士さんにご相談ください。
なお、出資金はほとんど今は使用していない銀行の個人口座に妻と私の口座からお金を振り込んで、「資本金はちゃんとここにあります」というようなアピールをした通帳のコピーを提出しました。資本金は適当に100万円。
結局なんだかんだで合同会社設立にまつわる費用は郵送代なども含めて11万程度だったと思います。全然簡単に作れちゃいますので、お金をもっとセーブしたい方は、司法書士さんにお願いするのではなく、可能な限りご自身でやることも可能だと思います。
実際に必要書類に署名・捺印など行い、必要な書類をすべて揃えたら提出して会社設立が終わるのを待ちました。
それとマイホームをご購入されたことがある方など、印鑑登録をあらかじめしている方はよいですが、印鑑証明をされていない方は印鑑証明を取らないといけないという作業もあると思いますのであしからず。
⑨ついに登記完了!
2017年某日、司法書士さんと最初に面談して1か月程度、確かですが私の海外出張(外国での学会)に重なってしまったこともあり少し時間がかかりましたが、無事合同会社が設立されました!
わーわー!
つづく。
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